Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

reviseをwithdrawした話

今回は、「revise案件を取り下げたという実体験」を、ここにまとめておきます。

論文投稿から掲載までのプロセスは、

執筆→査読→リバイズ→受理

という流れです。

今回、とある雑誌にリバイズ(minor revision)になったにも関わらず、

まったくトンチンカンなコメントがエディターから来ました。

おそらく他の論文の査読文を誤って私に送った模様・・・

あまりに酷い内容だったため、何度も雑誌社に問い合わせ、

1週間・・・

2週間・・・

1ヶ月・・・

2ヶ月・・・

何度もやり取りしましたが、一向に前に進む返事が来なかったため、このたび、はじめて論文を
"decline to revise"しました。

時間を要したので、苦渋の決断だったのですが、コレ以上は待ってはいられません。

原稿がどうなったか確かめにonline submissionのページに行くと、

f:id:yoshi_nishikawa:20180116164909p:plain

Declined Revisions (1)とあります。
ここをクリックして、中身を確認すると確かにこの中に入っていました!!
そしてAction Linksを確認すると、Reinstate Submissionというのがありますね。

f:id:yoshi_nishikawa:20180116165011p:plain

reinstate【他動】 ~を元に戻す、~を使えるようにする (人)を復職[復位・復権・復帰]させる

もとにもどす・・・!?

declineしても元に戻せる、のですか。

もうないとは思いますが、今後、雑誌社から良い返事や謝罪の連絡が来れば、
reinstateして、リバイズ作成する可能性は残されているということになりますね。

すべての雑誌で適用できるとは到底思えませんが、
この雑誌に関しては、1ヶ月くらいの時点で見切りをつけて、
次の雑誌に投稿を進めればよかったと反省しています。

一旦はお断りしましたので、次の投稿先で、日の目を浴びることができれば、と願っております。