reviseをwithdrawした話
今回は、「revise案件を取り下げたという実体験」を、ここにまとめておきます。
論文投稿から掲載までのプロセスは、
執筆→査読→リバイズ→受理
という流れです。
今回、とある雑誌にリバイズ(minor revision)になったにも関わらず、
まったくトンチンカンなコメントがエディターから来ました。
おそらく他の論文の査読文を誤って私に送った模様・・・
あまりに酷い内容だったため、何度も雑誌社に問い合わせ、
1週間・・・
2週間・・・
1ヶ月・・・
2ヶ月・・・
何度もやり取りしましたが、一向に前に進む返事が来なかったため、このたび、はじめて論文を
"decline to revise"しました。
時間を要したので、苦渋の決断だったのですが、コレ以上は待ってはいられません。
原稿がどうなったか確かめにonline submissionのページに行くと、
Declined Revisions (1)とあります。
ここをクリックして、中身を確認すると確かにこの中に入っていました!!
そしてAction Linksを確認すると、Reinstate Submissionというのがありますね。
reinstate【他動】 ~を元に戻す、~を使えるようにする (人)を復職[復位・復権・復帰]させる
もとにもどす・・・!?
declineしても元に戻せる、のですか。
もうないとは思いますが、今後、雑誌社から良い返事や謝罪の連絡が来れば、
reinstateして、リバイズ作成する可能性は残されているということになりますね。
すべての雑誌で適用できるとは到底思えませんが、
この雑誌に関しては、1ヶ月くらいの時点で見切りをつけて、
次の雑誌に投稿を進めればよかったと反省しています。
一旦はお断りしましたので、次の投稿先で、日の目を浴びることができれば、と願っております。