Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ソーシャルアントレプレナーシップについて

Entrepreneurship (アントレプレナーシップ) 少し文献を調べる機会があったので、忘れないうちに記述しておく。 アントレプレナーシップという単語は、1800年まで遡る。フランスの経済学者、Jean-Baptisteは以下のように述べた。 “The entrepreneur shifts e…

エビデンスレベルについての誤解がとけた

診療ガイドライン作成マニュアル 診療ガイドライン作成マニュアルを読んだ。 ガイドラインは、患者、医療者で意思決定を行う上で重要なツールである。 上記文献を読んだと同時に専門家に話を聞く機会があった。特にエビデンスレベルについて誤解していたので…

GIS再入門

岩波データサイエンス vol.4 読んでみた。 今回のテーマは、地理空間情報処理。再入門するには、基礎のところが良かった。あとは、個人情報保護の問題点まで、触れられていてよかった。雰囲気をつかむには良いと思われる。顧客データ等々の専門外のところは…

ggplot 2軸でプロットする

ggplot 美麗グラフが気に入っているのだが、そのままでは、左右で異なる軸を提示したいときにうまくいかない。 Rで解析:ggplot2の利便性が向上「plotflow」パッケージを参考にしたら、"plotflow"というパッケージを用いて二軸表示出来るようになった。 デー…

データクリーニング (1) dplyrを使いこなすための教材

データクリーニング データから、知識を入れて、情報を作る際には、以下のようなプロセスがある(と認識している)。 1データ収集→2データクリーニング→3解析・モデリング このプロセスにより、生データ→クリーニングされたデータ→解析用データ→結果、となる。…

ggplot2でグラフ作成 (2)

ggplot2 2016年に出版されたggplot2に関するHadley Wickhamによる著書。その名もggplot2、の続き。 コンテンツ 大きく分けて3部で構成され、全12章にわかれている。今回は第2回。 Part2 文法 4 文法 文法が大切である。 5 レイヤー データ、aes、stat、geom…

ggplot2でグラフ作成 (1)

ggplot2 2016年に出版されたggplot2に関するHadley Wickhamによる著書。その名もggplot2。読んでみた。 コンテンツ 大きく分けて3部で構成され、全12章にわかれている。 Part1 はじめる 1 イントロダクション 自身のGitHubなどが紹介されている。 いつもどお…

秋の気配のMontecarlo integration [5章]

モンテカルロ積分 Monte Carlo integrationは、random samplingに基づく統計手法である。 いつも通り公開コードを少しずつ改変しながら進める。 \begin{eqnarray} \theta = \int_m^{M} {e}^{-x}dx \end{eqnarray} n <- 10000 m<-3 ; M<-6 x <- runif(n, min=…

EZRを卒業する

R

EZRを卒業する EZRが、初学者にとても有用なツールであることは記した。 そして、多くのEZRユーザーは、起動時にEZRが起動するよう設定する。しかし、Rも十分に使えるようになってくると、逆にR起動時に、R コマンダー、EZRが開かれてしまうのは、何かと不便…

多変量の見せ方-2 [4章]

Rによる計算機統計学 Rによる計算機統計学を読んでいる。 英語の原書はこちら。 多変量の見せ方 の続き。lattice packageを用いて、3D scatterplotを作る。irisデータを用いる。 公開されているコードから少し改変してトライ。 3D scatterplot library(latti…

多変量の見せ方 [4章]

Rによる計算機統計学 Rによる計算機統計学を読んでいる。 英語の原書はこちら。 Rコードの例:R code examples 多変量の見せ方 データを分析するにあたり、統計手法は勿論大切なのだが、モデルを作るとき等の変数選択には、大きく分けて2通りのアプローチが…

確率変数 [3章]

Rによる計算機統計学 Rによる計算機統計学を読み始めた。 英語の原書はこちら。 Rコードの例:R code examples この本の特徴は、文献を豊富に引用しており、学習に拡がりをもたせることが出来る。 ただ、Rを最低限扱える人でないと厳しいと思う。 逆変換 乱…