私は内科医で、消化器内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)を専門にしています。
ひとりの医療者として診療するなかで、調査に関わったり、論文執筆もおこなったりしてきました。
最近は、事例研究法を研究対象としています。
iPS細胞などに代表される基礎研究はもちろんですが、
日本の医療にも、世界に誇るべき様々な創意工夫がなされていると感じます。
当事者にとっては「当たり前」のことが、外から見ると、「革新的な取り組み」であることも少なくはありません。
一方で、日本人が英語論文を発表するには、
文献検索、文献管理、研究方法、分析、結果の提示、論文執筆、公表、など。
様々なレベルで障壁があることがわかりました。
そして、「知っていればわかるが、知らないとわからない。痒いところに手が届く資料がない。」、という場面に何度も遭遇してきました。
そのような障壁それぞれに、具体的な解決策を提示し、
「日本から世界への発信を増やしたい!」、という思いで本ブログを記しています。
解析ソフトは、現在はRをメインに、Python, Stata, JMP, ArcGISも使っています。
また、Microsoft Office の便利な使い方も試行錯誤中です。
研究を行うときに生じる、様々な疑問、
「どうやって調べたらよいのだろう?」
「どんな方法を使えばしたらよいだろう?」
「結果はどう提示すればよいのだろう?」
「どうやって発信すればよいのだろう?」
に答えるべく、学んだことや質問を受けたことについて、記録として残しています。
日本から世界への発信が増えることを願って。