Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

介護研究ことはじめ: Long-term care

介護の重要性

地域医療に携わって、介護の重要性を再認識する日々です。
先進国における、世界的な少子高齢化トレンドを反映して、
自宅で高齢者のことをみることが困難になっています。

そうして、療養施設などに頼るのですが、
なかなか需要と供給が追いつかないという事情があります。

英語にするとLong-term care, nursing careなどの用語が用いられます。
google scholarPubmedなどでラフに急性期vs介護の研究数を調べてみました。 MeSH termが概ね付与されていそうな2016年までの、
Emergency treatment (救急医療) vs Long-term care (介護) の論文数は以下のような形です。

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まだまだ少ないことがわかります。

ということで、2018年は、介護の研究にも力を入れます。

介護の提供者は・・・?

Nursing careという表現からも連想できますが、
監督者は、看護師であることが多いのです。
医師などは、そのさらにバックアップ役です。 日本だと、介護福祉士、ヘルパー、などの方々が、実務上は介護現場を担っています。

介護に関する文献

*随時更新していきます(最終更新: 2018/1/21)

UN

Current Status of the Social Situation, Well-Being, Participation in Development and Rights of Older Persons Worldwide

Medicare

Long-term care | Medicare.gov

OECD

www.oecd.org

www.keepeek.com

www.keepeek.com

日本

介護保険法 / Long-Term Care Insurance Act

介護は、医療よりも生活に近いので、教育、文化、歴史背景を学びながら研究を進めて参ります。