Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

わたしの統計解析の学習

Rを愛している

Rは、フリーソフトで、可能な計算は多岐にわたる。
他の統計ソフトも用いてみたが、
1. パッケージの多様性
2. 関連書物・文献の増加
3. 無料であること
という絶大なメリットが有る。 逆に、唯一デメリットといえるのが、コードの習得だ。私も含め、コンピュータに疎い人間にとっては、他の統計ソフト(SPSS, STATA, SASなど)と比較して、(心理的な)参入障壁は依然として高い。私が辿った経過をRLevelとして残しながら、他の初学者にも役立つ情報を提供できたら、この上ない喜びである。

Rに触れる

RLevel 1

Rをインストールできる。 四則演算が出来る。

RLevel 2

パッケージをインストールできる。
EZRがおすすめ。コードを理解していなくても、他の統計ソフトのようにGUIを載せられる。自治医科大学埼玉の神田教授のすごすぎる貢献。併せて読むならEZRでやさしく学ぶ統計学~EBMの実践から臨床研究まで~

RLevel 3

基本的な計算をRで行える。
Try R
tryr.codeschool.com

書籍のコードをなぞって、頻用パッケージを用いることが出来る。
ggplot2
Rグラフィックスクックブック ―ggplot2によるグラフ作成のレシピ集
英語版: R Graphics Cookbook
英語版なら、kindleもある(2016/9現在)。

Rで楽しむ

必要な情報をインターネットを用いて検索する。解析に必要なものを自分で実装できる。

RLevel 4

簡単な情報をインターネットを用いて検索できる。出来るためには、用語を知っておく必要がある。
統計解析に関する用語を学ぶには、統計解析を学ぶのが一番である。
私が使用した書籍
数学いらずの医科統計学
この本は、非常にわかりやすく、統計学の考え方の基礎的な部分が網羅されている。訳さないところまで訳して、英語だと何が言いたいのか・・・と勘ぐってしまう部分もあるが、それを差し引いても、非常に為になった。これは自信をもってお勧めできる。

RLevel 5

Rによる計算機統計学
英語の原書はこちら

RLevel 6

日本語、英語、書籍、ネット、色々な媒体を使って学習している。 swirl()パッケージは個人的にはかなり、はまった。
swirl: Learn R, in R.

courseraのJohns Hopkins Universityのデータサイエンスシリーズと併せてきくと、映像学習もできて良い。 www.coursera.org

これにあわせてGitHubにも登録した。

github.com

RLevel 7

under construction