Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

Rで可視化する:可視化の方法とは

手持ちのデータを可視化する

データの特徴を示すためには、グラフや図にすることが重要である。 いくつも可視化があるのだが、実際にそれぞれのグラフを作成するには、

  1. データの性質を知る
  2. 可視化を実装する
  3. (実装の仕方を調べるために可視化の名称を知る)

が必要である。 Rでの可視化の実装について、以下のサイト(英語)にまとまっている。

www.r-graph-gallery.com

データの性質

以下を押さえておくと良い。

  1. 連続変数
  2. カテゴリー変数
  3. 連続変数&カテゴリー変数
  4. 地図情報
  5. ネットワーク
  6. 時系列

可視化の実装

もちろんgoogle や書籍で調べるのだが、可視化方法の名称がわからないと調べ辛く、新たな手法に取り組む場合ここで躓く場合も多い。

可視化の名称

ここに具体例とともにまとまっている。

www.data-to-viz.com

ワードに貼り付けた表の収まりがつかない

論文の表を、ワードに貼り付けて提出したい。医学論文ではよくあるシチュエーションです。

しかし、エクセルで作成した表は、横長の表になってしまって、ワードからはみ出て操作できない、そんな経験はありませんか?

それ、自動サイズ調整で、解決できます。

左上の十字矢印をクリックして表全体を選択して

f:id:yoshi_nishikawa:20190724145653p:plain

表のレイアウト→自動サイズ調整をクリック

f:id:yoshi_nishikawa:20190724145812p:plain

ウインドウサイズにあわせる

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Rの出力結果欄の表示幅を変えたい

tableoneを用いて、2群比較の結果をRで出力したのに、上段に1群、下段に1群の並びになってしまう。

これは、出力欄の表示列数が原因。

options(max.print="99999",width="300")

#widthは出力結果欄の表示列数

これで解決。

2群比較は左右に並びます。

試料・情報の提供に関する記録の 作成・保管等について

情報の授受関係を記録するときの方法について、よくまとまった資料がありましたので覚書に残しておきます。

試料・情報の提供に関する記録の 作成・保管等について(文部科学省 厚生労働省 経済産業省)

Bipartite Graph 2部グラフを描く

2部グラフを作成するため、type情報のTRUE/ FALSEを入力したい。

igraphのbipartite mappingを使うと良い。

g <- graph_from_data_frame(data, directed=TRUE)
E(g)$weight <- data$N #重みづけ
V(g)$type <- bipartite.mapping(g)$type #type情報を入れる

igraphを使って、データフレームから隣接行列を得る

column1=起点のnode、clumn2=終点のnode、column3=重み、のようなデータフレームがあって、隣接行列を得た。

まず、igraphデータに変換する。

g <- graph_from_data_frame(data, directed=TRUE)
E(g)$weight <- data$data[,3]  #重み

以下で隣接行列を取り出せる。

g_ad <- get.adjacency(g, sparse=FALSE, attr = "weight")