Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

分散分析についてANOVA(Analysis of Variance)

分散分析

数学いらずの医科統計学で、統計の概念的な理解を深めているのですが、 分散分析の理解については、以下の書籍や、リンクなどを参考に数式含めて再学習しました。

この東京大学出版会シリーズ、赤の統計学入門、緑の人文・社会科学の統計学と並んで、よく纏まっています。

あくまで、数式は使わずに言葉で纏めておきます。

一元配置分散分析

1つの要因への従属変数への影響を分析する(3グループ以上でも可能)。

http://elsur.jpn.org/resource/anova.pdf

分散分析1(一元配置分散分析)

私のための統計処理 ー基礎解説ーANOVA

  1. 平方和を分解
  2. 平均平方を算出
  3. 検討したい要因についてF(変動部分と誤差部分の二つの分散比)を求め、帰無仮説の棄却の有無を判断

これらのばらつきが有意に差があるなら、「平均値には差がある」という判断ができる。

例えば、A組、B組、C組の生徒に身長差があるかどうかを検証する。

多元配置分散分析

複数の 要因 (2 つ以上) による従属変数への影響を分析する。

この場合に、要因間の交互作用(interaction)を考慮する必要がある。

http://www.u.tsukuba.ac.jp/~hirai.akiyo.ft/forstudents/eigokyouikugaku7.files/2013_5_28.pdf