Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

ggplot2でグラフ作成 (1)

ggplot2

2016年に出版されたggplot2に関するHadley Wickhamによる著書。その名もggplot2。読んでみた。

コンテンツ

大きく分けて3部で構成され、全12章にわかれている。

Part1 はじめる

1 イントロダクション

自身のGitHubなどが紹介されている。
いつもどおり、以下で導入。

install.packages(ggplot2)
library(ggplot2)

2 はじめる

mpgというアメリカの車の燃料に関するデータを用いたグラフ練習。
データ, aesthetic mappings: aes(), レイヤー で記述する。例えば以下のような感じ。

library(ggplot2)
ggplot(mpg, aes(displ, hwy))+geom_point(color="red")+facet_wrap(~class) 

f:id:yoshi_nishikawa:20161007182730p:plain

他にも、以下のようなgeomがある。
geom_smooth()  
geom_boxplot()  
geom_histogram()   
geom_freqpoly()  
geom_bar()  
geom_path()  
geom_line()  

3 ツールボックス

様々な手法が紹介されている。すごい読み応え。
例えばdirectlabelsというパッケージを用いると、直接グラフ内にラベル出来る様になる。

ggplot(mpg,aes(displ,cty,colour=class))+
  geom_point(show.legend=FALSE)+
  directlabels::geom_dl(aes(label=class),method="smart.grid")

f:id:yoshi_nishikawa:20161007183558p:plain
残りのPartはまたの機会に。

Part2 文法
4 文法
5 レイヤー
6 スケール、軸、レジェンド
7 位置決め
8 テーマ

Part3 データ解析
9 データ解析
10 データ変換
11 可視化のためのモデリング
12 プログラミング

1つ古い版の日本語の訳本はこちら。