Yoshi Nishikawa Blog

医学となにかのインタラクティブ

【英語論文投稿の評価サイト】SciRev(サイレブ)で投稿先を見つける

英語論文発表までの道のり

英語論文は、執筆、投稿、査読、リバイズ、受理、と、長い道のりです。

そこで大切なのが、「投稿先」

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投稿先を決める際に気にすること

投稿先を決める際に、雑誌のScope、読者層、出版社の国、などを気にします。

でも、実務上知りたいのは、「受理・掲載までかかる時間」です。

この時間については、私自身の経験も様々です。

1ヶ月以内に受理が決定したものもありますが、

現在もすでに半年以上かかっているものを抱えています。

掲載までの時間を知る方法はないのでしょうか

ありました!!

SciRev(サイレブ)というサイトを見つけました。

SciRev - Review the scientific review process

SciRev(サイレブ)の特徴

SciRev(サイレブ)は研究者によって研究者のために作成されたウェブサイトだそう。

ポイントは、研究者の被査読経験共有によって、査読プロセスが透明化されること。

  • 1回目の査読までの時間
  • 受理までの時間
  • 即不受理の判断にかかる時間
  • 査読レポート数
  • 査読回数
  • 査読レポートの質
  • 査読コメントの難しさ
  • 全体評価

このような情報がわかります。

英語論文投稿の食べログのようですね。

About SciRev - Background - SciRev

検索のやり方

至って簡単。ここに入力するだけです。

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上の検索結果はこちら↓↓

New England Journal of Medicine - SciRev

論文投稿の際、参考にしていきます!!

症例報告、英語論文投稿までのプロセス

症例報告、英語論文投稿までのプロセス

今回は、症例報告、英語論文投稿までのプロセスを因数分解します。 英語論文は、書いていれば良いだけではなく、
以下のようなステップを経て、ようやく投稿できます。

  1. 着想
  2. 説明・同意
  3. 論文執筆
  4. 投稿先の体裁にあわせて本文を完成
  5. 英文校正
  6. 引用の完成 (引用を完成させてから英文校正にかけることもあり。ただし、字数分金額が上がる)
  7. タイトルページの作成
  8. カバーレターの作成
  9. 投稿先の雑誌のアカウント作成、論文のアップロード
  10. ようやく投稿!

このように、やることは多いですが、
基本的に頭を使うのは、着想と論文執筆だけです。
そこに一番時間を割くようにしましょう。

このあと査読を経て、必要に応じて修正を行い、雑誌に掲載されるかどうか決まります。

Python plotlyを用いてSankey Diagram(サンキーダイアグラム)を作成する

Sankey Diagram(サンキーダイアグラム)

plot.ly

このダイアグラム、お金の流れや、エネルギーの流れなどでよく目にしますが、
Sankey Diagram(サンキーダイアグラム)と言うそうです。

Sankey Diagram(サンキー・ダイアグラム)は工程間の流量を表現する図表です。
矢印の太さで流れの量を表し、特にエネルギーや物資、経費等の変位を表す為に使われます。
Sankeyの名前の由来は1898年に初めてこの形式の表を用いた蒸気機関におけるエネルギー効率についての記事の著者であるアイルランド人M.H.サンキーに因む。
出典: サンキー ダイアグラム - Wikipedia

ベーシックなSankey Diagramを作成する

plotlyのウェブサイトを参考に、
Sankey Diagramを作ってみました。

コードの例は下に載せておきます。

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#plotlyをofflineで呼び出して

import plotly.plotly as py
import plotly.offline as offline
offline.init_notebook_mode(connected=False)


data = dict(
    type='sankey',
    node = dict(
      pad = 15,
      thickness = 20,
      line = dict(
        color = "black",
        width = 0.5
      ),
      label = ["い", "ろ", "は", "に", "ほ", "へ"], #各nodeを作成 
      color = ["blue", "blue", "green", "green", "yellow", "yellow"] #色を指定します。
    ),
    link = dict(
      source = [0,1,1,0,2,3,3], #sourceは出発元のnode  
      target = [2,2,3,3,4,4,5], #targetは到着先のnode  
      value = [8,1,3,2,9,3,2] #流量
  ))

layout =  dict(
    title = "Sankey Diagram はじめました",
    font = dict(
      size = 10
    )
)

fig = dict(data=[data], layout=layout)
offline.plot(fig, validate=False)

Community detection ~コミュニティを検出する~

コミュニティ検出

ネットワーク上で、コミュニティの検出をしたい

大きくわけて以下がある。

Null model

  • Modularityを最大化

モジュラリティ - Wikipedia

しかし、resolution limitという問題がある。

Resolution limit in community detection

そのため、nが大きい場合には、以下を用いると良い。

Flow based model

  • Mapequationを最小化

MapEquation

大きいネットワークにも対応できる。

参考資料

http://networksciencebook.com/chapter/9

R+igraph - Kazuhiro Takemoto

グラフ・ネットワーク分析で遊ぶ(4):コミュニティ検出(クラスタリング) - 六本木で働くデータサイエンティストのブログ

Network Science をまなぶ

Network Science

networksciencebook.com

この本を読みながら勉強していきます!

参考資料

R+igraph - Kazuhiro Takemoto

グラフ・ネットワーク分析で遊ぶ(1):グラフ可視化・描画手法 - 六本木で働くデータサイエンティストのブログ

グラフ・ネットワーク分析で遊ぶ(2):最短経路長など - 六本木で働くデータサイエンティストのブログ

グラフ・ネットワーク分析で遊ぶ(3):中心性(PageRank, betweeness, closeness, etc.) - 六本木で働くデータサイエンティストのブログ

グラフ・ネットワーク分析で遊ぶ(4):コミュニティ検出(クラスタリング) - 六本木で働くデータサイエンティストのブログ

グラフ・ネットワーク分析で遊ぶ(5):何となくNIPS2015の共著者グラフを描いてみた - 六本木で働くデータサイエンティストのブログ

Microsoft Word (ワード) で校正結果と突合する〜変更内容の組み込み〜

以前のヴァージョンの原稿からの変更点を知りたい

しかし、すべて書き換えられている、こんなことありませんか?

私は、英文校正を提出して、変更点をpdfでもらう。

しかし、肝心のMicrosoft Wordファイル(docファイルやdocxファイル)には、変更点の記載はない。

こんなときに、地道に見比べて写す作業を繰り返していました。。。

実は、一発で済ませる方法があるのです。

変更内容の組み込み

ツール→変更内容の組み込み

f:id:yoshi_nishikawa:20180921214647p:plain

変更内容を組み込む

f:id:yoshi_nishikawa:20180921214725p:plain

これで一発です!!

Microsoft Word (ワード) で小数点を変更する

Microsoft Word (ワード) で小数点を書き換えたい

小数点の記載を
「.」(半角ピリオド)から「・」(半角中点)
に変更したい。

文末のピリオドではなくて、小数点のピリオドだけを変更したい。

そんなときの話。

置換する

編集→検索→置換 を選択

f:id:yoshi_nishikawa:20180921183009p:plain

高度な検索と置換 を選択

f:id:yoshi_nishikawa:20180921183243p:plain

置換の方法

f:id:yoshi_nishikawa:20180921183426p:plain

ワイルドカードを使用する

support.office.com

ワイルドカードを使用することで、0-9などの数字の範囲の指示が通るようになる。

小数点を検索する

検索する文字列は以下でOK

([0-9]).([0-9])

0-9の数字、半角ピリオド、0-9の数字

の並びを検索する

小数点のピリオドを中点に置換する

置換する文字列は以下

\1・\2

()で括った1つめの塊=1の位、半角中点、()で括った2つめの塊=少数第1位

これで、小数点の置き換えが出来ます!!